2024.2.22
上咽頭擦過療法(EAT療法、Bスポット療法)開始 【2024年3月より】
Bスポット療法/上咽頭擦過療法EAT療法は、1960 年代に慢性上咽頭炎への治療法として提唱されたものです。
のどの最上部に位置する上咽頭に、塩化亜鉛やルゴール液といった炎症を軽減する効果のある薬剤を綿糸で擦過・塗布する治療法です。
以前は慢性上咽頭炎(後鼻漏、咽頭痛、咽頭違和感、後鼻漏、慢性咳嗽、頭痛、耳鳴り、耳閉感)に対して行われていましたが、新型コロナウイルス感染後遺症に対しても効果があると報じられ最近注目を集めている治療法の一つです。
いくつか論文でその効果が認められており、上咽頭炎が見られる場合には後鼻漏や咽頭違和感、倦怠感、頭痛、集中力低下の改善に効果があると報告されています。ただし、すべての症状、すべての方に効果があるわけではございません。
当院でも、こちらの治療が可能となりましたので、ご興味がある方は、お問い合わください。基本的には、外来で相談させていただき、治療をするかを患者様の症状と所見に応じて検討させていただきます。
(処置は平日のみ可能・予約制)
水曜日を除く平日:11:00 ~ 12:00、14:00 ~ 16:30
水曜日:11:00 ~ 11:30
【お問い合わせ先】
Eメールアドレス:clinic@jas.org.sg
電話:6469-6488 / 6467-0070 (クリニック受付時間)
